2019/07/01
7/16(火)19時〜『羊飼いの詩』Mutsumi Shibataお話会
現代社会に疑問を抱き、自然と共に生きる、真実の暮らしを求めて、バックパック一つで旅に出たのは、11年前。
日本各地を回り、第一次産業やパーマカルチャー、菜食主義、自然療法、田舎暮らし、ヨーガや瞑想への知識を深める。
3.11をきっかけに世界の大自然や、ネイティブの暮らしに憧れて、あてなき、放浪と探求の旅が始まる。
カナダ、米国、オーストラリア、アジア諸国を旅をしながら、模索する日々。
先進国ではグローバル化が進み、自然への破壊もすさまじく、たくさんの疑問を抱く。
それと同時にどの国へ行っても、素晴らしいご縁と美しすぎる自然が私を導き、育んでくれた。
政治的な部分や、環境破壊について調べれば調べるほどに、己の無力さに何度も絶望し、悲しみ。
旅を続ければ続けるほどに、より深い大自然の中に生きるようになっていった。
そして、初めてインドを訪れたのは5年前の事。
たまたま訪れた、ヒマラヤの麓の村で糸を紡ぎ織り物をする山岳民族の暮らしに出会いました。
美しすぎる雪降る冬のヒマラヤで、糸を紡ぎはじめ早いもので5年が経ちました。
最初の4年は、ゆっくりと。作品を売ることも無く。ただただ、作り続けた日々。
ヒマラヤ遊牧の羊飼いに出会い。羊のエサの草刈り。毛刈り、洗い。紡ぎ。織りを共に暮らす日々の中から学んでいました。
何度も襲ってくる、自分の未熟さと無力さに打ちのめされそうになりながら。
今、住んでいるのは、道路のない人口100人の小さな村。羊飼いの大家族の家の一部屋。
50年前、100年前、そのまた昔のから変わらぬ生き方を続ける村の暮らし。
本当の循環する地球と調和した生き方をする彼らの日々に、今まで先進国を回って学んできた本当のエコロジックな生き方知りました。
私を圧倒してきた、答えの出ない無力感から解放してくれたのは、彼らの日々の営みでした。
今回、“羊飼いの詩” と言う題名で、その日々に書き留めた詩と美しい写真を持って、日本を再び旅することになりました。
日本へ帰ってくる飛行機は、私にとっては未来へ向かうタイムマシーンのようでした。
同じこの星に、文明社会と調和して、欲に紛れず、誇りを持って、先祖からの暮らしを受け継ぎ続ける彼ら。
私たち現代人が忘れてしまった生き方に、私は、大きな光を見出しました。
もう一度、人間が人間らしく誇り高く生きれるように。
すべての命が幸せに生きれるように。
5年をかけて、私が、彼らの暮らしから、ヒマラヤの大自然から学び、感じた事をお話しさせてください。
みなさまにお会いできる日を楽しみにしています。
概要
日時 | 7月16日(火)19:00~22:00 |
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会場 | KiboKo(新宿御苑前) https://www.vegan-kiboko.com/ 新宿区新宿2-5-8志村ビル4F 新宿三丁目駅 C5番出口から徒歩2分(ドトール新宿二丁目店の4Fになります。) |
定員 | 10名様 |
参加費 | 3,200円(ベジディナー込) ※オーナーのご厚意で特別価格でディナー込でこのお値段になりました。1ドリンクオーダーをお願いいたします? ※学割あり。学生さんは3,000円お願いいたします。 |